
聴音が苦手な人が上達するための様々な方法を紹介する「必死の聴音」。
今回は
日常のあらゆるフレーズをプチ耳コピする
というテーマです。
「ちょっと」だから出来る
音楽は言葉と同じ。
聞いた音を理解できるようになるには、慣れと経験が一番です。
だから一生懸命耳コピをすれば、それなりに力も付きます。
でもそんなことやってられない!続かない!
という人にお勧めなのが、日常に溢れるあらゆるフレーズを耳コピしてみる、というものです。
例えばテレビCM。
後ろで流れている音楽じゃなくて、商品名とか社名とかが音楽になっているものです。
「セブン&アイ・ホールディングス♪」とか
マクドナルドのあの「タラッラータッター♪」とか。
「よーふく〜のあおやま♪」とか。
炊飯器や電子レンジなどの家電のアラームのメロディーとか。
駅の電車発着時に流れる音楽だとか。
何でも良いので、聞こえた短いフレーズを耳コピするのです。
どうやるのか?
例えばピアノなどの鍵盤を使うとして。
当てずっぽうにひたすら鍵盤を弾いて音を出して1音1音ずつ見つけていく…というやり方は、聴音力は付きにくいと思います。
譜面に書かなくて良いので、頭の中で答えを推理して固めてから、初めて鍵盤で音を出して正否を確認してください。
「ミーラソーファード」などのように、1フレーズまとめて頭の中で想像してから、音を出して確認です。
駅の電車発着メロディーなどは、スマホでイヤホンを使っている人ならば、鍵盤アプリなどでその場で確認できますね。
試してみよう
適当に短いフレーズを作ったので、「プチ耳コピ」してみてください。
その1

これだけでは拍子も調も特定できないので、その辺は解答と異なっても問題ありません。
その2

こちらも調と拍子は同じでなくてもOKです♪
その3

こういう表記を見慣れない人はギョッとするかも知れませんが、発音した音をそのまま持続させ、その音に次の音が積み重なっていっているだけです。
発音だけを表記するならば「ソドレシ」です。
おわり
以上、プチ耳コピのススメについてのお話でした♪
耳を澄ませて、色々な音を聞き取ってみてくださいね♪