聴音が苦手な人が上達するための様々な方法を紹介する「必死の聴音」。
今回は
数字を音に変える
というテーマです。
数字を鳴らせ!
音楽を日常的にやっている人なら、けっこうやっている技かもしれません。
タイトル通り、数字をドレミに変えてしまうのです。
とてもシンプルに、ハ長調音階の最初の「ド」を「1」として、0から9までの数字を割り当てます。
たとえば「543」ならば「ソファミ」。
「7651」ならば「シラソド」。
こんな感じです。
私は記憶力が良くないので、電話を掛ける時や、数桁の数字の入力が必要な時など、数字を音に変えて覚えます。
普通に数字だけでは
「言葉(数字)を覚える」
という1つしか記憶法が無いですが、音に変えることで
「言葉(数字またはドレミの音名)を覚える」+「曲のフレーズ(歌)を覚える」
という2つの記憶法が同時に発生するので、記憶を強化出来るように感じるのです。
聴音初心者さんや苦手な人は、逆にこれが日常のプチ練習にもなると思うのです。
試してみよう
先に、確認用「ド」の音を聴いて頭の中をチューニングしておいてください。
では、遊び感覚でやってみましょう♪
その1
数字の羅列を音に変えて、頭の中で鳴らしてみてください。
その後、音源の再生ボタンを押して、頭の中のイメージと合っていたか確認してみてください。
(a)13247
答え(b)58798
答え(c)0154379
答えその2
今度は逆に、音から数字を答えてください♪
(d)
4315
(e)
6510
(f)
581436
おわり
数字を音に変える方法、いかがでしたか?
こんなの初めて知った、という人にはややこしかったかも知れませんが、日常で出来る聴音上達のためのプチ練習だと思って、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
数字を見かけたら、頭の中で歌ってみましょう♪